ワンルームを効率的に売却するには、どうしたらよいか悩んでいるという方はいませんか。
不動産取引は高額になるため、不安も大きいでしょう。
そこで今回は、投資用ワンルームの売却方法についてフォーカスします。
あなたにとってベストな売却になるよう流れや注意点・費用・タイミングを把握して、今後の参考にしてみてくださいね。
ワンルームの売却の方法とは?流れや注意点をチェック
投資用ワンルームの売却方法の流れは、以下の通りです。
不動産会社へ相談・査定→仲介の契約→売却活動(内覧の対応など)→売買契約→引渡し→入居者へオーナー変更を通知→確定申告
流れに関しては一般的な売却とほぼ変わりませんが、入居者へ所有者が変わった旨の通知が必要になることも。
義務ではなく、地域によって慣例もあるため、不動産会社へ相談してみましょう。
また、投資用ワンルームの売却の際は、保有年数による税金の負担に注意が必要です。
5年経過しているかどうかが、負担額を左右する時期といえます。
ワンルームで売却に成功する方法!費用の内訳を把握しよう
ワンルームの売却でかかる費用の目安は、売却金額の5%から7%です。
どのような項目があるのか、内訳をみていきましょう。
●仲介手数料
●印紙代
●ローンの一括返済にかかる手数料
●抵当権抹消にかかる手数料
●売却にかかる税金(住民税など)※利益がでない場合は不要
このように、まとまった費用が必要になるため、事前に把握しておくと安心です。
成功につながるワンルームの売却方法はタイミングも大切
最後に、ワンルームの売却で成功するための方法として、タイミングについてご紹介します。
なるべく高額で取引できるような時期を狙いましょう。
●満室かつ家賃がエリアの相場より高くなっている
入居率が高いとすぐに利益につながるため、早めの売却が可能です。
内覧不可などの制約はあるものの、家賃の相場が近隣の物件より高いと利回りがよいため、このメリットを重視する方も多いでしょう。
●大規模な修繕を実施する前
修繕積立金の値上がりで入居率が落ちたり、不足金を支払うリスクがあったりするため、補修を実施する前に売却するのが得策です。
●路線価が上昇している
路線価とは、不動産の評価につながる公的な指標です。
周辺の事情に配慮して決定しているため、路線価が上昇しているときは売り時だといえます。
通常、売却には3カ月から6カ月の期間がかかりますが、これに準備期間は含まれていません。
タイミングを逃さないためにも、時期を見極めて早めに準備を始めましょう。