長年住んでいた不動産を売却する際に、いろいろなにおいが気になることがあるかもしれません。
ここでは、そのにおいがどのように売却に影響するのか、においへの正しい対処法についてまとめたので、不動産を売却する際のご参考にしてください。
不動産のにおいがどのように売却に影響するのか
不動産のにおいは、その不動産の売却に大きな影響を及ぼします。
不動産の購入を検討している方は、内覧に訪れます。
その際に、気になるにおいは印象が悪く、マイナス評価となり、購入希望の対象から外されてしまう可能性が高くなります。
そうなると、売却ができず、売却価格を下げないと、購入希望者があらわれないという状況になってしまうこともあります。
不動産を売却する際のにおいへの正しい対処法
不動産を売却する際には、どのようなにおいに対しても、十分な換気は効果的ですが、それぞれのにおいへの正しい対処法で対応をすることで、さらに、においを減らすことがきます。
においの原因をつきとめる
たとえば、「ペットのにおい」「たばこのにおい」「カビのにおい」などにより、対処法が異なるため、まずは原因をつきとめ、原因別に以下のように正しい対処法で対応しましょう。
ペットのにおい
ソファーやカーテンなどの布製品には、ペットのにおいが染みついていることが多く、ペットを飼っていない内覧者はとくに気になると思います。
内覧前に、洗濯可能な布製品は洗濯をしたり、ソファーなどは、ペット用消臭スプレーで対処しておきましょう。
脱臭機を使用するのもおすすめです。
たばこのにおい
濡れたタオルを振り回すだけでも、においを吸着してくれます。
カーテンなど洗うことができる布製品は洗濯をして、洗うことができないカーペットは重曹をまいて、しばらくおいたあとに、掃除機で吸い取ります。
壁や天井などは、薄めた食器用洗剤などをスプレーして、水拭きをします。
最近は、たばこ専用の空気洗浄機が販売されており、それを利用するのも、おすすめです。
カビのにおい
風呂場や洗面所など、カビが目立っているところは、カビ用の洗剤を使用して掃除をしましょう。
十分に換気をして、空気清浄機を使用するのも、おすすめです。
