「思うようにマンションが売れない…なぜ?」。
マンションが売却成功にいたらない場合、それには理由があります。
半年を目安に売れないときには、理由の分析や販売戦略の見直しが大切です。
なかなか売れずにお困りの方は、ぜひ、記事を参考に、改善点や対策法をチェックしてください。
マンションが売れない!「半年」で売却活動を見直すべき理由とは
一般的に、マンションが売り出しから売却に至るまでは3カ月ほどと言われています。
もちろん物件ごとに期間は変わりますが、多くの場合、成約に至るのが半年以内です。
つまり、3カ月から6カ月の間に購入を検討している購買層は1巡、2巡し、入れ替わっていると考えられます。
長期にわたり物件を探している人からみても、長く売り出しているマンションを見て「何か問題があるのかな?」という印象を抱き、余計に売却しにくくなる可能性がでてくるでしょう。
長く売却活動するほど、価格も下がる傾向が見られます。
少しでも早く、有利に売りたいですよね。
また、売却のために居住していなくても、マンションは管理費や修繕積立金を払い続けなければなりません。
これらが月に3万円ほどかかることも珍しくなく、長期になるほど不要な費用がかさみます。
半年以上売れないなら、まずは原因があると考えて改善策を講じることが大切ですね。
売れないマンションを売却成功へ導くための原因と対策
売れない原因のひとつとして、「売り出し価格」が挙げられます。
買い手はリーズナブルな買い物をしたいと考え、とくに中古マンションでは、価格が購入判断に影響します。
一方で、安易に値下げをするのも望ましくありません。
対策としては、広告や周辺へのポスティングなどの売却活動が十分であるかを不動産会社と相談し、現状の相場とも比較して、適正価格であるかを再検討してみましょう。
ほかに「管理費や修繕費が高い」ことが、成約にいたらない原因となっているケースもあります。
売却価格を安くしていても、購入希望者からすると、毎月に必要となるランニングコストが高いことは、購入を踏みとどまらせる要因になり得ます。
あわせて、固定資産税、都市計画税、駐車場代、火災保険料などが高額ではないかも確認するとよいでしょう。
買い手が、これらの費用を含めて払っていけることをイメージしながら、売却価格を見直すことが大切です。