居住用のほか、投資用として入手したワンルームマンションも、手放す際には、納得できる売却をかなえたいですよね。
そこで、学びになるのがケーススタディーです。
今回は、ワンルームマンションの売却を経験した方の体験談や、売却成功のために知っておきたいコツなどを見ていきましょう。
ワンルームマンションの売却成功につながった体験談を紹介！
まずは、売却の第一歩ともいえる「相場」についての体験談です。
Aさんは、比較的都心で駅近のワンルームマンションを所有していました。
そこで不動産ポータルサイトを利用し、自分なりに類似物件を見て「1,700万円くらいかな」と思っていたところ、不動産会社の机上査定で「1,400万円です」との結果がきました。
Aさんは「忙しい時期だったけど、調べておいたからよかった。わかってなければ、言われるまま提案を受けていたかも」と、自分で相場をつかむ大切さを実感したそうです。
また、ワンルームマンションは投資用に取得した方も多いですが、賃貸にしていたBさんの体験談です。
売却がはじめてとなるBさんは、当初「入居者がいるし、内覧もできないし…」と不安もあったようです。
しかし、買い手からするとすぐに家賃収入が得られて、入居者がいることは魅力も感じられ、結果、Bさんは売却成功。
目的によっては、状況を強みとして売却できる好事例ですね。
体験者から学ぶワンルームマンション売却成功のコツ
ワンルームマンションの売却を検討しはじめたら、早く売りたいのが本心ですが、不動産会社にそれを伝えると価格が下がるケースもあります。
「入居者も退去しそうだし早期売却できますか」などと話す方もいますが、最初から伝えるのは避けるのがコツです。
また、不動産会社とのコミュニケーションは、売却の近道として大切です。
たとえば、ワンルームマンションの査定してみて、2,500万円で取得していたのに、査定額は2,000万円だったとします。
一見、500万円の売却損だけにみえます。
しかし、不動産会社の担当者には、現状の住宅ローン残高が1,400万円であるため、残りの600万円を住み替えの頭金にできるという考えや、売却損により活用できる税金免除のノウハウがありました。
不動産会社とのやりとりで、このような実体験をされた方はいますし、「売却損が実は損でなかった！？」という驚きですね。
