できるだけ早く、そして希望価格でマンションを売りたいときは、物件の与える印象も大切です。
希望者が実際にマンションを見学する内覧は、購入の決め手となることが多いですから、しっかりと準備しておきましょう。
今回はマンションの売却を検討している方に向けて、内覧に向けた準備と当日の対応について、ポイントなどをご紹介します。
マンションの売却における内覧について①しっかりと事前準備しよう
内覧では、購入希望者に好印象を持ってもらうことが大切です。
ですから、しっかりと掃除や整理整頓をしておきましょう。
新居への引っ越しを先にする「買い先行」の場合は、家具や家電をすべて運び出せるため、部屋をスッキリした印象にできます。
住みながら売却を進める「売り先行」の場合は、不要な家具を処分するなど、できるだけものを減らす工夫をしましょう。
「とりあえず収納にしまっておこう」と考えるかもしれませんが、収納の見学を希望されることもありますから、あまり詰め込み過ぎないように気を付けましょう。
また、きちんと掃除しておくことも大切です。
キッチンなどの水回りは、とくにチェックされる場所なので、しっかりと汚れを落としておきましょう。
そして、玄関も重要なポイントです。
購入希望者がまず目にする場所ですから、念入りに掃除しておきましょう。
マンションの売却における内覧について➁当日に心がけたいポイント
当日は、購入希望者が気持ちよく内覧できるように準備を整えておきましょう。
まず、室内はできるだけ明るくすると、印象もよくなります。
カーテンは開け、照明も付けておきましょう。
また、家には自分では気付かない独特のにおいがあります。
ですから、しっかりと換気をして、気になる部分には消臭剤を使用しましょう。
夏や冬は事前にエアコンを作動しておき、快適な室温を保ちましょう。
そして、売主の応対も大切なポイントです。
身だしなみを整え、できるだけ笑顔で丁寧に接するとよいでしょう。