今回は、マンションの売却におけるライフラインの解約についてフォーカスします。
ライフラインは、販売活動中も利用することが多いもの。
費用を重視して早めに解約してしまうと、トラブルに発展する可能性もあるため、注意が必要です。
マンションの売却を検討中の方は、適切なタイミングや解約手続きの方法を把握して、今後の参考にしてみてくださいね。
マンションの売却においてライフラインを解約するタイミングとは？
マンションの売却においてライフラインを解約するタイミングは、種類によって異なるため、それぞれ以下でご説明します。
電気
電気を解約するタイミングは、引き渡しの前です。
というのも、内見時に照明やエアコンを利用するため。
内見での部屋の印象が売却の成功につながるといっても過言ではないので、電気は引越したあとも使えるようにしておきましょう。
水道
水道を解約するタイミングも引き渡しの前です。
なぜなら、内見に備えての清掃などに使用するため。
また、適度に水を流しておかなければ、排水管からの悪臭の原因にもなってしまいます。
ガス
ガスは内見で利用しないため、解約は引越しに合わせたタイミングで構いません。
新生活の準備で忙しくなるので、早めにスケジューリングしておきましょう。
マンションの売却におけるライフラインの解約手続きの方法をチェック
続いて、マンションの売却におけるライフラインの解約手続きの方法をみていきましょう。
電気
使用している電力会社へ電話かホームページのどちらかの方法で解約手続きします。
電力会社からの明細に記載されているお客様番号がわかっているとスムーズです。
一般的に電気の解約に、立ち会いは不要ですが、まれにオートロックや遠隔操作の関係で必要な場合もあります。
水道
該当エリアを管轄する水道局へ電話かホームページのどちらかの方法で解約手続きします。
水道の解約も、基本的には立ち会いが不要です。
電気と同様に特殊なケースでは、立ち会いが必要な可能性もあるので、注意しましょう。
ガス
契約しているガス会社へ電話かホームページのどちらかの方法で解約手続きします。
ガスは開栓時に立ち会いが必要ですが、解約時は不要です。
いずれのライフラインの手続きも、希望日に間に合わせるために、解約日の1週間前には各会社へ連絡しておきましょう。
