ワンルームマンションの売却を検討している人は、得たお金をどのように受け取れるのか気になっていると思います。
現金での受け取りが可能であれば、確かに手元にお金が渡ったことを証明できるので便利ですよね。
そこで、この記事ではマンションを売却した際の決済方法について解説していきます。
マンションを売却した現金は手渡しで受け取れるの?
結論から述べると、売却して得たお金は手渡しで受け取ることが可能です。
しかし、最近は銀行振り込みで決済する人が増えていることも事実です。
なぜなら、現金を紛失してしまう心配がないからです。
銀行振り込みであれば、スムーズにお金を送金することが可能なので、安全性も保証されます。
そのため、銀行振り込みを選ぶ人が多いものの、もちろん現金で手渡しすることも可能なので安心してください。
マンションを売却した際に買主から支払われるお金には、
●手付金
●中間金
●最終金
の3種類あります。
このうち、現金で授受できるのは、最初に支払われる「手付金」です。
手付金とは、売主と買主が売買契約書を締結した際にやり取りするお金です。
これに関しては、現金を手渡しすることが可能ですが、残りの2種類は銀行振り込みが一般的な方法だと覚えておきましょう。
マンションの売却代金を現金で受け取る際の注意点とは?
ワンルームマンションを売却したお金を現金で受け取る場合は、注意点があります。
まず、授受されたお金を放置しないことです。
なぜなら、家に置いておくと盗難や紛失のリスクが高まるからです。
そのため、お金を受け取ったらすぐに銀行口座へ入金しましょう。
最初から銀行口座への振り込みを指定すれば、上記のリスクは防げます。
しかし、現金でのやり取りの場合は、お金の保管が重要になってくるので、注意点として挙げられます。
加えて、銀行口座へ振り込むときの注意点は、窓口が開いている時間に手続きをすることです。
近くのATMへの入金を考えている人も多いと思いますが、なるべく避けることをおすすめします。
理由としては、ATMは1日の入金額制限があるからです。
そのため、金額が大きいと何回かにわけて入金しなければならないため、手続きが面倒というデメリットがあります。
可能であれば、平日に金融機関の窓口で手続きを済ませましょう。
お金を直接手渡しする際は、このような注意点を踏まえつつ、安全にやり取りすることが大切です。